物書き編。何を書いて居るか/読んで居るか等。
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 「死んじゃえ」
「……死なないよ。うるさいな」

「じゃ、友達になって」

 まったりした女性作家さんかと思ってた。馬鹿かとこの俺は。
 「GOSICK」はⅥの途中で投げてしまったのかな、確かそうです。

 ともあれ、文体がどうだとか構成がどうのとか何のコラージュがあるとか、そういう事はどうでもいいや。死んでしまえ。「主題しか書かれていない」ので、全然隙が、作る為に仕方なく現れる打算みたいなものがなかった。そういう作品に理屈で難癖をつけても意味がないと思う。
 少女漫画に時々ありそうなダークな読みきりを、人間として狂って居ないと感じられる(あくまでフィーリングの話)ギリギリのラインまで掘り下げた感じ。終止藻屑が愛苦しいです。
 より良かったのは、只の救えない話――いや物理的には全く救えない結末なんですが――諦観一辺倒で締めくくらなかった事。ティーン向けのラノベなのでこれは前提なのかもしれないけれど、藻屑となぎさの担任の先生の言動と、ラストのなぎさの、自分が最初から持っていた鉄みたいな観念も、けれど砂糖菓子の方向へ傾いた事のある実感も、両方肯定していた事が、心が洗われる様でした。
 青春暗黒? 嘘吐け。

 とりあえず自分の育ちの良さと、女性の情の深さに絶望しました。
 その後わくわくしました。

 凄く面白かったです。有難う御座いました。
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